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交通事故被害相談@つくば

実況見分が行われる時期について教えてください。

  • 文責:弁護士 安藤伸介
  • 最終更新日:2026年3月6日

1 事故の直後に行われることが多い

事故の直後に行われることが多いですが、事故の関係者がケガを負うなどして、事故の直後に実況見分を行うことができない場合は、後日、改めて行われることがあります。

実況見分とは、事故の現場で、事故の関係者(加害者、被害者)の供述(事故についての説明)を聴取しながら、事故の状況を確認することです。

確認の結果は、多くの場合、図面(実況見分調書)に記載されます。

事故に遭った車両、被害者などの距離、位置関係が図面で整理されるため、事故状況やこれに伴う各関係者の責任を検討するのに、欠くことのできない書面となります。

2 実況見分が行われる時期

事故の記憶が鮮明なうちに事故の状況を記録した方が、正しい事故状況を記録することができるため、多くの場合、事故の直後に行われます。

しかし、事故の関係者が救急搬送された場合には、事故後に実況見分を行うことがあります。

また、事故の調査を進めていく中で、最初の実況見分に誤りがあることが明らかになった場合には、再度の実況見分が行われることもあります。

3 物件事故と人身事故の違い

警察に診断書を提出すると人身事故として取り扱われますが、診断書を提出しない事故は物件事故(物損事故)として扱われます。

警察は、犯罪について捜査(取り調べ)をする機関ですが、物件事故の場合は、犯罪には該当しません。

物を壊したことを理由として犯罪となるのは、故意に物を壊した場合のみであるためです。

また、実況見分は、犯罪捜査の一環として行われるものです。

このため、人身事故の届け出がされない場合、物件事故報告書という簡易な書面(図面)が作成されるにとどまり、正式な図面である実況見分調書は作成されません。

もっとも、事故後、しばらく経過してから人身事故の届け出がされた場合に備え、事故直後の実況見分は済ませておくことが一般的です。

4 実況見分に立ち会う際の心構え

事故の状況は、一瞬のことでもあり、全てを詳細に記憶していることは稀だと思われます。

警察官からの質問に全て答える必要はなく、わからないこと、覚えていないことについては、その旨を警察官にきちんと伝えるようにしてください。

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